- 静電気ホコリ取り Anti Static Dust Cleaner【図解】
静電気ホコリ取り Anti Static Dust Cleaner【図解】
英語:Electrostatic dust remover 中国語:静电除尘刷
帯電摩擦によって発生する静電気によるTVモニター等に付着するゴミ、ほこりをコロナ放電を利用して、細かいホコリまで吸着する、除去できるのが静電気ホコリ取りです。
モップやブラシ、はたきなどさまざまな形状のものが販売されており、フラワークリーン、ホコリキャッチャー、クリーニングブラシ等の商品名で販売されています。
静電気ホコリ取り 原理、仕組み
異なる2種類の物質が摩擦、剥離すると、一方にプラス電気またはマイナス電気が発生する。
この時に導電性繊維を使用するとまわりの空気が電解されてプラス又はマイナスイオンが発生(コロナ放電)し、互いの逆極性の帯電体に移動して電荷を中和させる。
これを利用してTVモニター等の絶縁体に帯電によって付着したゴミ、ホコリ発生したを中和させて除塵する。
関連記事:受動除電と除電ブラシ
静電気ホコリ取り 種類
静電気ホコリ取りには、モップタイプ・ブラシタイプ・はたきタイプの3種類があります。
モップタイプは広範囲を掃除に向いており、テレビ画面やタンス・棚の上など広い場所を掃除するなら、モップタイプの静電気ホコリ取りがお勧め。
軽くなでるだけで広い範囲をまとめて掃除でき、掃除の手間と時間を減らせます。
ブラシタイプは細かい部分を掃除したい時に向いています。
ブラシが隙間に入るのでホコリをしっかり掻き出せ、掃除しにくい家具の隙間・フローリングの溝・プラモデル・フィギュアなどもきれいにできます。
はたきタイプは高い箇所にむいています、カーテンレールや棚の上など高い場所を掃除したいなら、力が入りにくい高い場所でも、そっとはたいてホコリを浮かせ静電気で吸着します。
静電気ホコリ取りの洗い方【図解】
洗う前にまずは家の外やベランダなどでホコリを振り落とす!
①バケツなどの深めの容器に中性洗剤とぬるま湯を入れ、よくかき混ぜておきます。
②次に静電気ホコリ取りのふさ部分を洗剤水に浸し、繊維の奥までやさしくもみ洗いして汚れを落とす。
③汚れが落ちたら最後に流水を当てて、しっかりと洗剤を洗い流し、水気を切っていきます。