除電器とは? ionizer 【図解】
除電を行う装置、じょでんきと呼ぶ、イオナイザとも呼ばれる。
除電器(イオナイザ)の目的は工場で発生した静電気によるトラブルを防止する為に帯電と逆極性のイオンを発生させ中和させるための装置である。
除電装置(除電器)は,帯電体の電荷の極性と逆極性のイオン(ガス分子のイオン)を発生し,これによって帯電体電荷を中和する。除電器の歴史は古く,わが国でも明治37年の特許(米国人による出願)がある。
参考サイト:イオナイザー( 除電器 )の正しい選び方、使い方 【図解】
除電器(イオナイザ)の原理
交流(AC)方式と直流(DC)方式がある。
交流(AC)方式 除電器、イオナイザー
交流(AC)方式により、サンプルを逆帯電させることなくイオンバランス±10V以下を実現しました。放電針に交流電圧をかけて1本の電極から+イオンと-イオンを等量出す方式です。直流(DC)方式に比べて、逆帯電せず、長期にわたり安心して使用できます。
直流(DC)方式 除電器、イオナイザー
直流(DC)放電方式:2本の電極に+と-その直流電圧をかけてそれぞれのイオンを放出する方式です。電極が離れていると除電範囲に制限があります。また放電針が劣化するとイオンバランスが悪くなります。
除電器 (イオナイザ)メーカー
除電器 (イオナイザ)の製造、販売している主なメーカーは下記のとおり。
キーエンス
春日電機株式会社
シシド静電気株式会社
オムロン株式会社
ホーザン株式会社
参考サイト:イオナイザー、除電器の選び方|メーカー比較