逆電離現象

逆電離(静電反発)
逆電離(静電反発)
  1. 逆電離現象とは? back discharge  【図解】
    1. 逆電離(静電反発)の発生
    2. 逆電離(静電反発)の応用

逆電離現象とは? back discharge  【図解】

英語:back discharge   中国語:反向放电

粉体層の増加により層内の電位勾配が上がり粉体層の絶縁破壊強度以上になると小規模の放電が始まる現象、別名:静電反発(英語:electrostatic repulsion)

静電反発はクーロンの法則によって説明され同じ種類の電荷が互いに反発すること起因となる現象です。

塗装業界では静電反発を『粉体塗装した際に粉体層が厚くなりすぎると被塗物と反対極の電荷が誘起され、電荷を持つ塗料同士が反発し塗面に凹みが出る不良現象』として使用されています。

逆電離(静電反発)

逆電離(静電反発)

 

逆電離は工業用電気集塵機においては集塵効率を低下させ原因となっている。

逆電離(静電反発)の発生

逆電離(静電反発)は、2つの物体が同じ種類の電荷を帯びている場合に発生します。例えば、2つの正に帯電した物体を近づけると、それらはクーロンの法則に従って互いに反発し合います。この反発力は、物体の電荷の大きさと距離に依存しています。電荷が大きければ大きいほど、また距離が近ければ近いほど、反発力は強くなります。

 

逆電離(静電反発)の応用

逆電離(静電反発)は、技術や産業において多くの応用が見られます。例えば、プリンターやコピー機では、紙にインクを定着させるために静電力が利用されています。また、塗料やインクの粒子を均等に分散させるために、静電反発を利用することもあります。

レーザービームプリンター

レーザービームプリンター

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