湿度 level of humidity 【図解】
英語:level of humidity 中国語:湿度
湿度には相対湿度と絶対湿度があり、静電気と湿度は密接な関係があります。
相対湿度とはある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値%RHで表します。一般的に湿度を表す時に使用します。
絶対湿度とは湿り空気(一般に存在する空気)中の乾き空気(全て水分を含まない空気)1kgに対する水蒸気の重量割合を示し、<kg/kg’>で表します。
相対湿度と静電気帯電量
乾燥時(相対湿度:10~20%)及び湿潤時(相対湿度:65~90%)の発生要因別の帯電量は下記のグラフが示すように圧倒的に20倍以上、乾燥時に帯電量が多くなります。
静電気帯電量の変化点は相対湿度50%付近であり、50%を切ると急激に帯電量が高くなります。
日本では50%を切る時期は少なく静電気が起きやすい気候ではないですが冬場には静電気が発生しやすいと思われています、大きな原因は室内の暖房です。冬場、外気温が低下して室内を暖房すれば気温が上昇し、それに伴いその気温の飽和水蒸気量が上昇して相対湿度が低くなります。
次の図の例にように温度10℃、相対湿度が50%の室内の場合、暖房して気温が25℃になると相対湿度は20%に大きく低下、静電気が発生しやすくなる。
*湿度と静電気の関係は下記の記事を参考願いします。
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