日常の静電気と静電除去グッツ

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静電気 電気ショック

暮らしの中の静電気

毎日の暮らしの中で静電気とうまくつきあっていくにはどのようにすればよいのだろうか?
日常生活で発生する静電気の問題のほとんどは人体の帯電に関係するので、まずそれをどう防ぐかがポイントである。
人体が帯電する主な理由は三つある。まず、人間の動作による摩擦帯電であるが、これには化
学繊維と体との摩擦による静電気があり、次に、すでに帯電している物体との接触によって移動してくる接触帯電がある。摩擦による帯電はよく知られているが接触によって移動する静電気の例としては、たとえば、帯電した力-ペットの上を裸足で歩くと、カーペットの電荷がそのまま人体に移動するのである。
もう一つの帯電は、帯電した物体からの静電誘導による帯電である。
実は三つのうちでも、これが一番やっかいだ。前の二つの帯電は、人体が直接触れなければ起きないが、静電誘導による帯電は、直接触れなくても起きる。人体は導体の一種であるので、近くに電荷があると静電誘導によって、電荷と同量で、反対符号の電荷が導体の表面に誘起される。

したがって、たとえばスリッパを履いてカーペットの上を歩くと、カーペットとの摩擦で帯電したスリッパの電荷は、スリッパを介して人体に電荷を誘起させる。また、下着どうしの摩擦で発生した電荷も、下着を通して人体に電荷を誘起する。
こうして、常に人体は帯電しやすい状態におかれている。そして少しでも帯電すると、人体の静電容量は100ピコファラッド程度と非常に小さいので、電位はたちまち数千ボルトから数万ボルトに上昇するのである。

 人体が帯電したらどうなるか?

人体が数千ボルトに帯電していても、そのままでいれば何も感じない。しかし、導電性のある物体、特に接地してある導体に手を触れたりすると、高電圧によって放電し、電撃を受けることがある。
先に述べたスリッパの例でいうと、カーペットとの摩擦で底がプラスに帯電したスリッパは静電誘導によって人体の下半身にマイナスの電荷を誘起する。一方では、スリッパとの摩擦で
マイナスに帯電したカーペットの静電誘導で絶縁性の床の下にある地面や導電性の物体にプラ
スの電荷が誘起される。

静電誘導による人体の帯電と放電

静電誘導による人体の帯電と放電

したがって、マイナスの電荷をもった指先を、プラスの電荷をもつ導電性の物体に近づけると、激しい放電が起こる。孤立した導体との間でも放電は起きるが、接地した導体の方が電流が流れれやすいので、結果的には強い放電になる。

またこの場合は、電流が体内を直接流れるので、電撃も大きく感じるのである。
しかし、静電気は帯電量が限られているので、静電気の放電によって感電死することは、まず起こらない。それよりも、電撃のショックで体をぶつけたり、高いところから落ちたりする方が危ないので、気をつけなければならない。

又、時にはには放電の火花によって、室内にたまったガスや塗料の揮発性ガスに火がつき、爆発したり火災が起きたりすることもある。

ドアノブに指を触れる前に

静電気とうまくつきあうための第一歩は、なるべく帯電させないことである。しかし、これはなかなかむずかしい。最近はデパートやスーパーで静電気防止グッズが市販されているのでこれを使うのも一つの方法かもしれない。
しかし、もっと手軽で確実な帯電防止法を知っておくことも必要である。それは前にちょっと触れた、湿気を使う方法である。
水分は静電気を流すので、帯電しやすい場所に加湿器などで、ある程度の湿気を保つと帯電しにくくなる。水分ではないが、スカートなどがまつわりつくとき、シューとひと吹きする帯電防止用スプレーは、この原理を応用している。

また、帯電した指先(冬の乾燥したときなら、屋外にいれば帯電している)を、濡れたティッシュペーパーなどにちょっと触れるだけで静電気は消えてします、 濡れたものを使わなくても、適当な大きさの物体にさわれば、静電気はかなり分散されて減ってしまう。ドアノブに触れる前に、このようなことをする習慣をつけると、ビリッとする目にあわなくてもすむ。

静電気 人体への悪影響

なにしろ静電気は髪の毛が逆立つなど,いやらしいことばかりが目立ち,静電気だから心地よいという話はあまり聞きません。医学界でも静電気の好ましくない影響がいくつか指摘されています、一つは,静電気によって血中カルシウムが減り,骨粗しょう症につながるというものもう一つは血糖値が増えて糖尿病につながる危険性をはらんでいるというものです。
また,誰もが不愉映になるのは電撃ショックでしょう、人間は動くコンデンサですから電気がたまって当たり前です、電気がたまれば,自動車を降りたときのピリッやドアのノブを触ったときのショックなど不愉快な影響を受けますが,この影響から開放されるには理屈は単純で帯電した電気を外部に逃がしてやればいいわけです。

静電気除去グッズの選び方

秋から冬にかけて、ドアノブや車の扉を触った瞬間、人の手と自分の手が触れた瞬間、バチっとくる静電気。突然来る静電気は痛みと驚きでストレスを感じます。

この静電気バチバチを除去するグッツとして静電気除去キーホルダー、静電気除去スプレー、静電気除去ブレスレットが発売されている。

・ブレスレットやネックレスなど常に身につけることで静電気防止をするアクセサリー

・ドア等に張り付けて、事前に触れることで静電気を逃がす静電気除去シート

・ドアノブや車のボディなどの金属に触れる前に、静電気を逃がしてくれるキーホルダー

どれも、仕組みとしては、体に帯電している電気をあらかじめ放電し、金属に触れた時に急激に静電気放電がおこるのを防ぎます。

静電気除去グッズの選び方については下記の関連記事を参考ににしてください。

静電気除去ブレスレットの原理、選び方

静電気除去キーホルダーの原理、選び方

静電気除去シートの正しい選び方、使い方

*さらに詳しい内容は下記の文献を参考、願います。

参考文献:

静電気の基礎と帯電防止技術 著者:村田雄司 日刊工業新聞社
たのしい静電気  著者:高柳 真
静電気トラブル Q&A  監修:田畠泰幸

図解 静電気管理入門 著者:二澤 正行 工業調査会
静電気がわかる本―原理から障害防止ノウハウまで 高橋 雄造 (著)
電気機器の静電気対策 (設計技術シリーズ) 水野 彰 (監修)

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閲覧、有難うございます。クレインテクノの門眞と申します。
現在、仙台市を拠点に中小企業の工場を対象として品質改善&設備改善のコンサルをしています。
又、液晶工場で学んだ知識およびノウハウを活用して静電気対策およびゴミ対策のコンサルの支援もしております。静電気でお困りの方は遠慮なく、『問い合わせ』のボタンから連絡してください。右が会社のサイトです。

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